建物の外観や構造を長く美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。中でも「外壁」は、雨風や紫外線から建物を守る重要な役割を担っています。外壁の劣化は、見た目だけでなく建物全体の寿命にも関わる問題。そこで活躍するのが「外壁診断士」です。本記事では、外壁診断士の役割や資格内容、信頼できる業者選びのポイントについて詳しく解説します。
■ 外壁診断士とは?
外壁診断士とは、建物の外壁に関する知識と技術を有し、劣化状況の正確な診断と、最適な補修・塗装の提案ができる専門家のことです。建築や塗装に関する豊富な知識をもとに、住宅やビルの外壁に起こる様々な劣化症状を見極め、適切な処置をアドバイスします。
診断士がいることで、住まいの劣化に早く気付き、将来的な大規模修繕や雨漏りなどのリスクを防ぐことができます。まさに「建物の健康診断士」ともいえる存在です。
■ 外壁診断士の主な役割
外壁診断士の仕事は多岐にわたります。代表的な役割は以下の通りです。
【外壁の劣化調査】
ひび割れ、チョーキング(白い粉がつく現象)、コケ・カビ、塗膜の剥がれ、浮きなどの症状を目視や打診などで確認。
【診断結果の分析と報告】
調査結果をまとめ、劣化の進行度や原因を解説。お客様が理解しやすいよう写真付きで報告するのが一般的です。
【補修・塗装プランの提案】
建物の状態に応じた塗料の選定、下地処理、塗装工程などの計画を立て、最適な修繕方法を提案します。
【施工業者との連携】
診断結果をもとに、施工業者と連携しながら適正な工事を行えるように調整することもあります。
■ 外壁診断士はどんな資格?
外壁診断士は、一般社団法人住宅外壁診断士協会が認定する民間資格です。建築・塗装業界で働く方を対象に、外壁に関する診断技術や建物構造の基礎知識、劣化の判別スキルなどを学び、筆記試験によって資格を取得します。
受験には建築・塗装などの実務経験が求められるため、一定以上の知識と現場経験を持った方が対象となります。この資格を持っていることで、専門的な知識に基づいた正確な判断ができることの証明となります。
■ 外壁診断士がいる業者の安心ポイント
外壁診断士が在籍している塗装・リフォーム業者は、以下のような信頼性があります。
・【正確な診断と提案が可能】
経験と知識に基づき、表面的な症状だけでなく、根本的な原因を把握した上で補修計画を立てます。
・【不要な工事をすすめない】
実際の状態に即した提案をするため、無駄な工事や過剰な施工を避けられます。
・【お客様に丁寧な説明ができる】
診断結果をわかりやすく伝える力も重視されており、専門用語をかみ砕いて丁寧に解説してくれます。
・【トラブルや再施工のリスクが少ない】
しっかりした診断のもとで施工が行われるため、後々の不具合や追加工事のリスクも軽減されます。
■ プロプラスホーム株式会社の取り組み
プロプラスホーム株式会社では、建物ごとに最適な塗装・改修をご提案するため、
外壁診断に熟練した専門スタッフの育成
診断内容を写真付きでご報告
お客様が納得できる説明・提案を徹底
実際の施工においても国家資格「塗装技能士」による確実な技術提供
といった体制を整えております。
「信頼できる診断があってこそ、信頼できる塗装工事がある」──この想いのもと、診断から施工まで一貫して責任ある対応を行っております。
■ まとめ
外壁診断士は、建物の状態を正しく評価し、長持ちさせるための重要な判断を下すプロフェッショナルです。見た目ではわからない外壁の問題点を発見し、最適な修繕計画を提案してくれる存在は、住まいの健康を守る上で欠かせません。
外壁塗装を検討している方、劣化が気になるけどどうしたらいいか分からないという方は、ぜひ一度、外壁診断士のいる信頼できる業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
プロプラスホーム株式会社では、無料診断・お見積もりを実施中です。お気軽にご相談ください。