トラブル防止!外壁塗装工事の近隣ご挨拶編

初めての外壁塗装だと、分らないことがいっぱいあります。


「外壁塗装工事をすることが決まったけど、ご近所さんには挨拶をしたほうがいいの?」


「いつ頃行けばいいの?」


「何か持っていくべき?」


結論を言うと、外壁塗装工事の近隣への挨拶は必須です!必ず挨拶に行きましょう。


また、外壁塗装工事は騒音、塗料の臭い、職人の声なども発生してしまいます。


・騒音


外壁塗装では、塗装以外にも様々な作業を行います。


例えば、

・足場の設置

・高圧洗浄

などです。

足場を設置するときには、金属の板を金づちで叩きながら固定していくため、かなり大きな音が出ます。


また、家全体を取り囲むように足場を設置することもありますので、長時間大きな音が鳴り続けることもあるのです。


外壁塗装を行う場合は、一旦外壁を綺麗に掃除します。

この時に、高圧洗浄機を用いることが多いのですが、この機材はエンジンが搭載されているため、大きな音が出るのです。


足場の設置に比べると音は小さいですが、全く音を出さずに作業するということが難しくなるケースもあります。


更に、外壁塗装は職人が連携を取りながら作業を進めていきます。

その際に、大きな声で指示を出したり確認をしたりすることが多いため、周囲に迷惑をかけてしまうこともあるのです。


とはいえ、このような声がけは確実に作業を進めるためにも、安全確保のためにも欠かせない作業になりますので、完全になくすということは不可能です。




・臭い


外壁塗装で使用する塗料は、決していい臭いではありません。

特に油性の塗料はシンナーの臭いがしますので、場合によっては不快な思いをする人も出てくるのです。

とはいえ、住宅の外壁には水性塗料を使うことが一般的ですので、油性塗料と比べると臭いを軽減することはできるのですが、完全に無臭というのは中々難しいことですので、臭いで周りに迷惑をかけてしまうことがあります。





・材料の飛散


外壁工事を行う場合、養生と言って色の飛び散りやその他の材料の飛び散りを防ぐための作業を行います。

この養生を行うおかげで、材料や塗料の飛び散りを防ぐことができるのですが、場合によっては高圧洗浄機の水が飛んでしまうこともあるのです


これらのトラブルを防止すためには、必ず近隣のご挨拶はしましょう。





・工事期間中には工事車両がやってくる事を伝える


外壁塗装工事で、ご近所トラブルが発生する原因が工事の車です。


外壁塗装あいさつの際には、工事車両がやってくる事をちゃんと必ず伝えましょう


なぜなら、外壁塗装では足場といった必要なものを現場へ持ってくるために作業車が必要になってくるからです。

こういった場合、作業車そのものが問題というよりも、車を駐車している場所がトラブルとして発展してしまう恐れがあります。


もし無断で工事を行った場合、近隣からのクレームで工事車両の駐車ができなくなってしまったり、最悪の場合は警察に通報されてしまったりする可能性もあります。

ですから、「何時から何時まで工事を行うか」「どういった場合、工事車両を駐車するか」といったことも、あいさつに伺った際には伝えておくことが非常に重要です。







■ ご挨拶は、基本的には塗装業者にお任せでもOK


外壁塗装の工事前の挨拶は、基本的に塗装業者にお任せしておけばOKです。


むしろ、実際に施工する塗装業者でないと説明を尽くせない情報もたくさんあります。


いつからいつまで工事をするのか?

工事中は騒音や水・塗料・ホコリの飛散があるのか?

工事中は工事車両の出入りや駐車があるのか?

洗濯物を干せない日があるのか?

こういった情報は、ご依頼主の方では詳しく説明できないので、塗装業者が責任を持って説明するべきでしょう。


何らかの迷惑がかかった場合に苦情を受け付ける窓口として、塗装業者の電話番号を通知しておく必要があるので、やはり塗装業者の挨拶は必須です。


塗装御者としても、工事のご挨拶は営業活動の一環としてとらえています。


「これから当社が塗装工事をします!完成したらぜひ見てください!」とアピールする大切な機会になるので、むしろ塗装業者は積極的に挨拶回りをするものなのです。




・外壁塗装が始まる1週間前までに挨拶回りは済ませておく


近所への挨拶のタイミングは、外壁塗装が始まるおよそ1週間前には済ませておくことが望ましいです。


特に近所へも影響が出るケースには(車の移動、油性塗料使用など)なるべく早めに挨拶をしておくと近所のお宅も準備をすることができます。


特に最近では臭いに関して敏感な方が多く、特に妊娠中や赤ちゃんがいるようなお宅では特に気にする傾向にありますので、なるべく早く挨拶に伺ったほうがよいでしょう。


挨拶の範囲としては、両隣のお宅2軒と前のお宅3軒、裏のお宅3軒に外壁塗装の影響が考えられますので、挨拶をしておきましょう。


その他、狭い路地に住宅が密集している地域では外壁塗装における影響を及ぼすお宅も増えますので、挨拶するお宅も増えます。


顔見知りのお隣や前のお宅の挨拶の意識はあっても、つい裏のお宅が忘れられてしまいますので、忘れずに挨拶を行うようにしましょう。


近隣への挨拶は8軒イメージ図




・挨拶例文




■挨拶まわりは何か粗品を持っていく必要があるか?


外壁塗装工事の挨拶における粗品は工事に伴う近隣の方々へ先立って行う挨拶回りの手土産の様なものなので高級な物でなくて問題ありません。ただ出来れば貰って困らない物が好ましいです。具体的にはタオルや日用の消耗品等です。手土産ではありますので、包装されているか熨斗(のし)か何かが付いている物が良いでしょう。粗品は業者が用意するのか、お客様が用意するのかは事前にお打ち合わせが必要だと思うのでご確認いただく必要はあります。当社では私達がご用意してご近隣様の挨拶をさせて頂きます。


外壁塗装工事は騒音や臭いが発生するため、ご近所トラブルになる可能性があります。トラブルを防ぐためには、事前にしっかり挨拶回りをしておくことが大切です。


工事の挨拶は1週間から2週間前くらいに施工業者に、事前に挨拶しておいて貰ってから施主様が後に挨拶に行くのが望ましいと思います。また手ぶらでは訪問せず日用品などの粗品を業者かお施主様が用意して、工事中の注意事項は出来るだけ業者に細かく説明しておいて貰うこと、問題が起きれば慌ててお施主様が対応せずに請負契約をしてくれた業者にお任せしましょう。

そうすれば何も心配することなく塗装工事をすることが出来ます。



工事を依頼する際には、近隣への配慮がきちんとできる業者を選びましょう。プロプラスホーム(株)はご挨拶に、行ってくれる信頼できる業者です。外壁塗装を考えている方はぜひ一度ご相談ください。