意外と知らない、防水工事と塗装工事の違い。目的と必要性について解説!

みなさま初めまして。


地域密着型・外壁塗装屋根塗装専門店 プロプラスホーム株式会社です。


プロプラスホーム(株)は藤沢市外壁塗装をはじめ、茅ヶ崎市、平塚市、綾瀬市、鎌倉市と神奈川県全域に幅広くお客様の為に外壁塗装工事、屋根塗装工事、防水工事を行っております。


さて、タイトルの「防水工事と塗装工事何が違うの?」についてのお話です。


お家には、外壁・屋根の性能を維持していくための工事は塗装工事、防水工事の2種類があります。どちらも「塗る」の共通点あるので、同じ工事だとおもわれがちです。


防水工事と塗装工事の違い


■防水工事編


防水工事と聞くと、「水道まわりの工事のことかな?」という印象をお持ちの方が多くいらっしゃるかもしれません。しかし実は、防水工事は住宅・ビル・工場といったありとあらゆる建造物にとって、なくてはならない重要な工事なのです。私たちが手掛けている防水工事とは、建築物における降雨水を遮断し、漏水を防ぐことを目的とする工事のことをいいます。皆さんの身近なところでいえば、「ベランダ」が該当するでしょう。床面から足元の立ち上がりの部分まで、グレーのツルツルな仕上がりになっているかと思います。この施工も、防水工事の一つなのです。ただし、防水工事には用途・躯体の種類によって様々な工法・材料があります。以下で細かく見ていきましょう。



■シート防水


シート防水とは、その名の通り「塩化ビニールや合成ゴムでできたシートを貼る」防水工事です。 広い面積でも一度に防水処理ができるので、屋上や屋根等に採用されることが多いです。 シート防水は、シートが一体化してこそ防水機能を発揮する工法です。



■ウレタン防水

ウレタン樹脂を化学反応で硬化させて防水層を作る工法です。ペンキなどと同様に塗布して施工するだけなので手軽だと思われるのですが、塗料と違って防水の機能を十分に発揮するための厚みを出す必要があり、施工には技術が必要です。また化学反応の際に有害物質が発生するという問題がありましたが、現在はそれらの有害物質を配合していないウレタン防水材も発売され、ますます便利になっています。


■ FRP防水工事


FRP防水はガラス繊維などで強化されたプラスチックによる防水工法です。出来上がると硬くて軽いので、一般的にはお風呂や船などにも利用されている信頼性の高い工法です。ベランダ、バルコニーなどの防水によく利用されています。


防水工事の役割は?

防水工事の最も重要な目的は、雨水が建物の内部に侵入するのを防ぐことです。 経年劣化や雨風、紫外線などによってダメージを受けた建物は、建物の表面にひび割れなどの劣化症状を生じます。 建物表面にできた破損部分から雨水が侵入すると、雨漏りはもちろん、建物の柱や梁が腐ったり鉄筋にサビが生じたり、建物の劣化にも繋がります。




■塗装工事編


塗装工事の役割は、屋根材や外壁材など建物の美観を保つことと素材の劣化を防ぐための保護を同時に行うことです。


建物は紫外線や雨や風などに常にさらされているため、日々劣化が進んでいます。外壁が劣化していくことで、外観には色褪せや軽微なひび割れなどの美観を損なう症状が現れてきます。


塗装工事を行うことで、色褪せや軽微ばひび割れなどの劣化症状を改善しつつ、美観を保つことが可能になります。


■美観の保持


外壁塗装を行うことで、新築のときのような美しい外観に蘇ります!また従来の外壁色と異なる色合いに変更した場合、今までとは違った雰囲気にリフォームすることも可能です。



■耐久性の向上


塗料が壁面を保護し、外壁の耐久性を向上させてくれます。これにより、外壁だけでなく建物自体の寿命を延ばしてくれます。



■断熱・遮熱性の向上


塗料の中には断熱、遮熱の機能を持つものがあります。断熱・遮熱効果のある塗料を使用すると、室内の温度上昇・低下を軽減させることができます。冷暖房の効果が高まり、電気代の節約や省エネにつながります。

■防汚性の向上


多くの塗料には防汚性を向上させる機能が備わっています。これにより、外壁が汚れにくくなり、美しい壁面を長くお楽しみいただくことができます。


外壁塗装


塗装をしないまま放置すると、雨漏りが起こる恐れがあります。 塗装によって、家全体は雨風や紫外線から守られています。 しかし、経年劣化によって塗装が剥がれてくると、雨水が染み込んできやすくなってしまうのです。 雨漏りは、次第に建物内部の柱や土台を腐らせていき、建物全体の劣化を進めていきます。


外壁塗装を行う事で目に見えて変化する事といえば、美観の向上です。


外壁塗装は、経年劣化によりゴミや汚れを掴みやすくなってしまいますので、どうしても汚れてしまいます。


しっかりした外壁塗膜はセルフクリーニング効果を発揮しますので、汚れにくい外壁を維持させる事へと繋げます。


また、外壁の塗膜は雨風などの外的刺激により大きな負担を常に強いられておりますので、そのまま放置しておくと経年劣化により塗膜は劣化してしまいます。

外壁の汚さや劣化の状態により、どれ位外壁に手を付けていないのかわかってしまいますので、世間体的にも良くありません。


外壁が汚いと、建物全体の価値が下がった見方をされてしまいますので、大きな損をしてしまいます。


定期的に外壁塗装のメンテナンスを行う事で、建物を美しく維持出来、資産価値の向上にもつなげる事が出来ます。


■外壁塗装のデメリット


最大のデメリットは定期的に塗り替えを行わなかった場合に生じる外壁そのものの劣化であると言えます。


定期的に塗り替えを行い外壁を保護することで外壁自体の劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばすことにもなります。


外壁の塗装がひび割れていたり、剥がれていたり、またチョーキング(手で触ると白い粉が付く)が起こっていたりといった劣化した状態で長く放置すると、外壁に水分が染み込むことで雨漏りの原因になったり、また外壁や外壁内部の鉄筋に腐食が起きたりします。


そうなると修繕に掛かる金額が大きくなるため、外壁の塗装に異常が見られる場合には早めに専門の施工業者に見てもらったり、見積もりを依頼したりすると安心です。


外壁の塗装については、塗膜の耐久年数が塗料により数年~十数年となります。そのためおよそ10年に一度程度は施工業者に状態を確認してもらうということも大切です。



■まとめ


定期的な外壁のメンテナンスを意識しよう!


・防水工事


雨漏りを防ぐだけではなく、建物自体の耐用年数を向上させる重要な役割があります。


雨漏りしてからでは遅いため、現状の防水の劣化状況をしっかり把握し、定期的なメンテナンスを実施しましょう。

防水工事には様々な工法や種類があります。



・外壁塗装が必要な理由は、以下4つです。


①外壁材に防水機能が無いため

②お家を長持ちさせるため

③メンテナンス費用を抑えるため

④資産価値を維持するため


外壁塗装が必要ないケースは、上記の理由に当てはまらず、お家に10~20年程度しか住む必要がない方などです。


劣化状況から、塗装のベストタイミングを知るために、できれば専門業者に定期的な点検を依頼することがお家を長持ちさせる秘訣です。



いかがでしたか。弊社プロプラスホームには経験豊富な技能士が在籍しております。


プロプラスホームでは「良い仕事をしたい!!地域のお客様を守りたい!!」という気持ちで日々塗装工事を行っています。


些細なことでもかまいません。ご相談やご依頼、お待ちしております。


塗料や塗装工事で悩んでいましたら、弊社プロプラスホーム(株)にご相談ください。弊社は(国家試験に合格した塗装技能士・外壁診断士)が在籍しております。外壁診断士が適切な外壁診断、お見積りを行い、塗装技能士が適切な塗装工事を行います。


お家のことで、お悩みがございましたらお気軽にご相談ください。